♯ 網のお話 (記:2022/1/18)
港湾シーバスゲームがブームになりおおよそ20年。
今や必携アイテムとなったランディングネットも当初は殆どのアングラーが携帯していないのが現状でした。
しかも、ソルトシーンにおいては『ランディングネット』となるとオフショアのイメージが強く、フレームが大きく網目の粗い物が一般的でショアには不向きな物が殆ど・・・
オフショアでの使用であれば、水の抵抗が少なくフックも外しやすい大きな網目が有利である。
しかし、これがそのまま3m以上先でのランディングに通用するのか・・・?
☑ 網目の大きいネットは『コシ』がない
画像:1 | 画像:2 | |||
(当社旧製品の目が荒い網を装着) |
ボート上でのランディングは、短いシャフトを自身が操作し獲物を掬いにいけるので(画像:1・2 の状態でも)ランディングが可能である。
しかし、目が荒くコシのない網を3m以上先で巧みに操作することは難しく、網の端にフックや魚体が絡み易くランディングミスが発生し、無理をすればシャフトの破損にも繋がる。
☑ 最優先はランディング!
ライン号数を太く網目を細かくし、網自体に『コシ』を持たせる。
そうすることで網が膨らんだ状態を保ち、ランディングミスが大幅に激減!
後は魚を網の中に誘導するだけ!
※シャフトの破損に繋がりますので、決して掬いにはいかないで下さい。
☑ 網の収納についての注意点
使用後に網がシワになった状態で『DODEKA トート』や『RUN&GUN トート』に収納すると、海水中の塩分で網みにクセが付いたまま固まってしまいます。
そこで・・・
使用後は真水で洗浄し網を広げて極力シワの無い状態で収納することで、次回の釣行時にも綺麗に網が膨らんだ状態をキープ出来ます!
解説:網の使用・収納方法 | ||
三宅伸豪(みやけのぶひで)
1968年大阪市生まれ。大阪育ち。
“ミヤケマン”の愛称でおなじみ。
変態的な釣行を繰り返し、蓄えた膨大な知識を使って“使って心地のよい商品”を世に送り出すことを密かにたくらんでいる!
釣具メーカー『三宅商店』の代表を務める。
Blog:miyake syo-ten
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